呼吸の質の低下が招く、改善すべき様々な弊害!

現代人にありがちな浅い呼吸。それを繰り返すことでジワジワと健康を損ねてしまいます。静かに進行するその弊害には、どんんものがあるのか?知れば放ってはおけないその弊害の一部を解説!

【美容・健康】呼吸シリーズ③:あなたは大丈夫?自分の呼吸をもっと見直して元気を取り戻そう2!

どうも、BOSSです♪
前回、無意識呼吸の重要性と深呼吸の勘違いについて述ました。

<前回の記事はコチラ>

今回は、前回の実験結果の検証と呼吸が体内環境にどれだけの影響を与えているのかについて解説していきたいと思います。

前回の実験で行った1回目のいわゆる一般的な深呼吸の状態。
この状態だと背中側の筋肉が収縮しますね。
しかし実際は体の構造上、逆に背中側を緩めた方が深く吸いやすいように出来ています。
結果として現在広まっているような胸を広げて上を見上げ、腕を外側に向かって回すように行う呼吸は大きな呼吸であっても、「深い」呼吸にはなりません。
大きな呼吸は体を一時的に覚醒させる時(伸びをするのはこれに近い)には適していますが、リラックスしたり疲れを癒やしたりする時に適した呼吸ではありません。
リラックスしたいからと言ってこの「大呼吸」を続けてしまうと、体は逆にエネルギー消費量が増え疲れやすくなってしまうのです。

では本当の深呼吸とはどのようなものでしょうか?
今回述べていくのは、深呼吸と言う「呼吸法」ではなく、無意識呼吸を深い呼吸に改善していく為の考え方・レッスンです。
これが身に付けば、敢えて大きなアクションで呼吸をしなくても3万回深呼吸するのと同じだけの効果が日常的に得られると言うミラクルが起こってきます(^_^)v
ですがその説明の前に、現代人の浅い呼吸がもたらす様々な体の不調を述べてみましょう。

人が息を吸う時は「体が膨らむ力」が働き、吐く時には「体がしぼむ(縮む)力」が働きます。
呼吸が浅い人の共通点は、このうちの「体が膨らむ力」ばかりが働き続けている、つまり吸う方がメインになっているという事になります。
なぜでしょうか?
理由は簡単、吸わなければ死んでしまうからです(^^;)
だから、本能的に吸おうとします。
しかし「呼吸」と言う文字が示す通り、キチンと吐いて肺の中の二酸化炭素を出し切らないと、キチンと吸えません。
それでも生存本能が「吸え」と命令するので、吐き切れてない状態でもとにかく吸おうとします。
これを繰り返すと「膨らむ力」ばかりがかかるので、体の中で様々な不具合や歪みを生んでしまい、それが違った形で呼吸を妨げて更に呼吸が浅くなる、という悪循環になってしまうと言う訳です。
するとどうなるか?
以下、いくつか例を挙げてみましょう。

①筋肉
膨らむ方の筋肉ばかりを使い続けている状態で他の筋肉を働かせようとすると、その筋肉は常にその「膨らむ力」の干渉を受けるので、正常な伸び縮みが出来なくなります。
そうするとその筋肉の動きが悪くなり、それが筋力低下や疲労を招く原因となってきます。
寝違えやギックリ腰などの突発的な筋肉の痛みや、寝ても疲れの取れない人などはこの状態に陥っている可能性がありますね。

②関節
①のような筋肉だと、当然関節にも影響が出て来ます。
これは敏感な人なら分かりますが、本来関節は正しい呼吸を行っている際呼吸に合わせて緩んだり締まったりしています(特に頭蓋骨)。
しかし現代人はその関節(特に手足)を固めて、あるいは(体幹が使えないから)酷使してしまっている上に呼吸が吸気メインで「膨らむ力」ばかり使っているので、関節本来の機能を邪魔してしまうんですね。
それを日常生活で無理やり?使おうとするので痛みや変形が起きる可能性が出てくる事も。

③神経
呼吸を司っている肺は他の臓器と同じ自律神経の支配ですが、唯一自らの意志でコントロール出来るものでもあります。
しかし吸気がメインの浅い呼吸だとその自律神経が興奮状態になりやすくなり、この興奮状態が続くと痛みを感じやすくなってきます。
モチロン、自律神経の乱れなので精神的にも不安定になりやすい事は言うまでもありません。

④免疫
近年腸の活動が見直されていて、免疫とも深い関係があると言われています。
その腸も肺と同じく体幹に納まっているので、当然「膨らむ力」の影響は避けられません。
そうなると腸の活動が妨げられ、免疫力の低下という事態を招く危険性もあります。
その他腸絡みで言うと、便秘にもなりやすくなります。

・・・こうなると、もはや「たかが呼吸」では済まされませんよね(--;)
それくらい、呼吸の状態が全身に影響する事は理解していただけたでしょうか?
呼吸による不調というのは急には現れない、言ってみれば公害のようなものです。
ジワジワと体にダメージを与え、どこかの段階で痛みや歪み・疲れなどという形で表面化します。
ですが、殆どの人が「この不調の原因は呼吸にあるかも」などとは考えないと思います。
呼吸しなければ生命を維持できないけど、かと言って呼吸をすればするほど健康を損ねてしまう・・・何とも因果な話です(--;)
しかし逆に言えば、日常的に深い呼吸を習慣化できれば、呼吸をするだけで健康状態が改善するという事にもなります♪

これは私も体験済みですが、呼吸の質が変わると本当に体が楽になりますよ(^^)v

ではいよいよ次回、自分の無意識呼吸のチェック法と改善の為の呼吸のポイントを紹介ていきましょう!